3月3日香南市で行われた市民防災研修へ弊社従業員2名が参加しました。座学では、現在懸念されている南海トラフ地震に対する備えと行動について学びました。阪神淡路大震災の事例では災害の直後は公的な救助が間に合わず、被災者自身やその家族、通行人等一般人の協力により救助活動の約98%が行われたとのことでした。災害が起きた際はインフラや医療機関も被害を受けるため非常食の備蓄や毛布等の準備、家具の転倒防止等行い自分が怪我をせず、うまく生き延びていく為の備えが如何に必要かを再認識しました。

 

座学の後に被災者班、捜索班、救助班、救護班にわかれて演習を行いました。私は他の参加者と2人一組となり、救助班として演習に参加しました。がれきに挟まれた被災者をバール等用いて救助し、その後他の救助班と連携し救助活動を行いました。今回の演習では最低2人一組で救助活動を行うようにと助言されていましたが、実際は2人ではできることが少なく、5~6人が一組となって行動した方が良いと感じました。

 

弊社としてもBCP対策はまだまだ不十分であることを再認識する良い機会となりました。災害が起きる前に非常食の備蓄量や毛布等の準備数を再度確認し、万が一災害が起きた際には社員全員がチームとなって行動できるよう今回の研修で学んだことを社内にフィードバックしていきます。